2010年01月25日

<自民党大会>「再生の道筋」示せず 定年制は先送り(毎日新聞)

 自民党の第77回定期党大会が24日、東京都内で開かれ、谷垣禎一総裁は「今年は勝負の年。参院選で必勝を期すと同時に、鳩山政権に衆院解散・総選挙を迫らなければならない」と政権奪還への決意を表明した。だが、党内で賛否が割れる参院選比例代表候補の「70歳定年制」問題の決着を先送りするなど「挙党一致」の演出に腐心した感は否めず、党再生の道筋はなお見いだせていない。【中田卓二、田所柳子、木下訓明】

 あいさつで谷垣氏は鳩山由紀夫首相と小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」問題に言及し、「党のトップリーダー2人が疑惑の中にいる異様な事態だ。小沢氏を激励する首相には国家統治の最高責任者としての自覚がまったく感じられない」と批判した。民主党を「実現できない項目を羅列したマニフェスト政党」と決めつけ、「税制への長期展望のない政治は未来の国民に無責任だ」と政府の財政運営を断罪した。

 4年ぶりに改定した党の「2010年綱領」も「政治主導という言葉で意に反する意見を無視する国家社会主義的統治とは断固対峙(たいじ)しなければならない」と明記するなど、民主党を強く意識した内容になった。

 一方、石破茂政調会長は政策報告で、政府が今国会に提出する予定の、永住外国人に地方選挙権を付与する法案について「拙速な法案成立に断固反対する」と表明した。

 ◇自民党新綱領の要旨

 24日の自民党大会で採択された「2010年綱領」の要旨は次の通り。

 <現状認識>わが党は09年衆院選の敗北の反省のうえに、秩序の中に進歩を求め、国際的責務を果たす日本らしい保守主義を政治理念として再出発したい。政治主導という言葉で意に反する意見を無視する国家社会主義的統治とは断固対峙(たいじ)する。

 <進歩を目指す保守政党>勇気をもって自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する。国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる。

 <政策の基本的考え>世界に貢献できる新憲法の制定を目指す。国際社会の現実に即した責務を果たす。自律と秩序ある市場経済を確立する。財政効率化と税制改正で財政を再建する。

 <誇りと活力ある日本像>自立し共助する国民。すべての人に公正な政策を実行する政府。世界平和への義務を果たす日本。

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<民放連>総務相の「関係者」報道批判に会長が「疑問」(毎日新聞)

 原口一博総務相が、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体を巡る事件の報道で、情報源を「関係者」と表現しているメディアを批判したことについて、日本民間放送連盟の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)は21日の定例会見で「ああいう時期に言う必要があったのか疑問」と発言した。

 広瀬会長は「新聞もテレビも生の名前で意見を出してもらうのがいいが、できないこともある」と述べた。さらに「(原口氏の発言が)それについてできるだけ努力してくれという意味なら、格別おかしい感じではない」と理解を示しつつ、「渦中でもあるし、ああいう時期に言う必要があったかは疑問」と話した。

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